精神科処方薬依存セルフヘルプグループ Feelings

ミーティング第一部有料化のお知らせ

 このたび、Feelingsの第一部のミーティングを有料化することが決定いたしましたので、お知らせいたします。

 Feelingsでは国立精神・神経医療センターで薬物依存専門医における診察中に当団体のチラシ配布を2,300回実施していただいた時期がございました。また中村キース・へリング美術館よりチラシ配布のお話をいただき現在美術館に設置してあります。これらの活動経費は2021年度の大和証券福祉財団様の第27回ボランティア活動助成金にて行うことができました。

 Feelingsのミーティングは国立・精神医療神経センターでのチラシ配布が決まった時期に、今までの「すべての方を対象とした」月1回のミーティングから、第一部と第二部の二部構成に変更し、それぞれの状態や状況に見合ったミーティングをおこなってきました。

 第一部では、ご自身で依存の心配のある方(アディクションクリニックなどからfeelingsの紹介を受けていない方)、ダルクに繋がったことのない参加者のためのミーティング。

 第二部はダルクに入寮経験のある方、またはNAなどのミーティングに参加経験がある方、医療機関でFeelingsのチラシを主治医にご紹介いただいた方を対象としたミーティング(二時間)になります。

 今回有料となる第一部の方ミーティングはオープンミーティングになります。
薬物依存(物質使用障害)の診断がついていない方でも参加できるため、Feelingsは薬の量や種類ではなく生活にハーム(有害事象)があれば支援の対象者として第一部のミーテイングへの受け入れをおこなってきましたが、中には精神疾患のセルフヘルプグループのような感覚で参加される方や、薬物依存ではなくご自身の判断で服薬を拒否されている方や、個別支援を求めたり、団体メールや代表に個別連絡をするなどfeelingsオルタナティブルールを守れない方が複数いらっしゃいました。
 そこで第一部でも、本当に支援を必要としている方が安心して参加できるようにと、今後はミーティング参加を有料化し、今後もそういった方々を支援へ繋げていけるよう活動していきたいと思っております。

また、今後も第二部につきましては、献金方式としてご自身でお支払いできる金額を献金としていただく形となります。

 昨年度は助成金を活動資金として、無料で活動を行っていくこともできましたが、今後も長引くコロナ禍によりオンラインミーティングのみを行う関係上、ミーティングの参加費が直接的に集められない状況が続いております。
今後もホームページの維持費やチラシ代など一定の経費がかかるため、第一部を有料化、第二部を献金制とする決断をいたしました。

 今後はミーティング開始時にPayPayにてお支払いをお願いいたします。ご理解よろしくお願いいいたします。